風姿花伝に学ぶ

 『風姿花伝』は能の大成者である世阿弥の著書です。ジャパネットの創業者である高田明氏がこの書から学ぶことが多いと述べていますが、その通りだと感じています。『上手は下手の手本、下手は上手の手本なり』というくだりがあります。特に後半のくだりは、職場で言うと上司が部下を手本として学び取る「謙虚な姿勢」を持ち、相手の長所に目を向けることの大切さを指摘しています。相手の短所の方が目につく私には耳の痛い点ですが、「美点発見」の一環として努力しています。