空き家問題

 昨今深刻な問題となっていますね。2021年の総務省統計局の調査では、空き家の数は876万戸で総住宅数876万戸に占める割合は14%に上ります。1年に建築される住宅数は100万戸ですから、その8倍以上の空き家が存在すということになります。一戸建ての空き家が40%近くを占め、その半分以上が腐朽・破損したまま放置されています。理由は解体費用をかけたくないからです。現在様々な問題を引き起こしています。平成26年に空家等対策特別措置法が制定され、空き家問題解消に向けた取り組みに光明が見えましたが、実質的には遅々として進んでいないのが現状です。自治体も対応に苦慮していて、このままではますます空き家が増加していく懸念が大きいです。何とかならないのでしょうか。