就業者の高齢化

 わが国では65歳以上の高齢者が現在3660万人以上となり、総人口の30%を占めています。また高齢者の就業率が年々増加し、65歳から69歳で50%以上、70歳から74歳で33%の人は就労しています。今後もこの傾向は増加していくでしょうし、現状では60歳以上の約4割が「働けるうちは働きたい」と考えており、就業率は下がることはないでしょう。高齢者は体力や記憶力の低下というマイナス面はありますが、長年の経験と豊富な知識を持っていますので、貴重な労働力と捉えるべです。雇用側は年齢を気にせず培った経験を存分に発揮できる環境を整えてほしいです。