利他行動はすぐに

 認知科学の実験研究では、利他・協調行動に関して、それを行うかどうか考える時間が長くなるほど、協調行動を選択する比率が下がることが知られています。これはそのような行動が直感や情動に根差しているからです。人はとっさに行動することがある反面、機を逃してそのままにして後悔することがままあります。ゴミを拾う、履物を揃える、困っている人に声をかけるなど、いかがでしょうか。「気づいたらすぐする」ことが肝要ですね。