風鈴

 子供の頃からずっとある夏の風物詩の一つです。仏教とともに伝わったとされているので、1800年近く経っています。当初は魔除けとして寺院のお堂や塔の四隅につるされていたそうです。今日のように音で涼を楽しむようになったのは近世になってからのようで、季語として俳句や短歌に詠まれています。今は風鈴を吊るす家は少ないですが、風鈴の音色に癒される人は多いはずです。