認知者の行方不明

 先日NHKの番組で放送されていました。警察庁の調査によると、認知症で行方不明になった人の数は、2022年には全国で約19000人にのぼり、10年で2倍に増えています。うち約500人が徘徊中に死亡しています。また行方不明のままという方も少なくありません。驚いたのは重度の認知症の方だけではなく、軽度または家族にとって認知症とは思えない状態であっても、行方不明になるという事実でした。認知症の方は年々増加しており、これは他人事ではなく、いつ自分がそうなってもおかしくないということです。みな自分だけは大丈夫という、全く根拠のない自信を持っていますので尚更です。