肥満症治療薬

 臨床実験で2桁%の高い減量効果を示した肥満治療薬が、近く日本の医療現場に登場する見通しだそうです。肥満の増加は世界的に問題となっており、2035年には肥満とされる人が19億人を超え、4人に1人が該当する予測です。日本人は他国に比べて肥満率は低いですが、肥満は様々な疾患と関連するだけに、新たな治療手段の登場は朗報と言えるでしょう。ただ美容・瘦身目的の乱用を懸念する声もあり、慎重な導入をすべきだと意見もあります。