閉鎖的な日本③

 3回目は「保守性」です。過去に倣い、過去から脱却せず、新しいことを受け入れず拒絶する。革新という言葉とは真逆です。お役所仕事とも言われますが、前例主義などは最たるものです。また印鑑主義や対面主義も当てはまります。岩盤規制もその一つで、全体的に考えれば正しい改革だと誰にでもわかるはずですが、安全性の問題とかリスク回避に必要だとか、大義名分を探してきて、一向に改めようとしない姿勢にはあきれてしまいます。過去と決別できないのですね。保守性が必要な時もありますが、我が国は行き過ぎだと感じています。