タイパ時代

 「タイパ」とはタイムパフォーマンスを指し、時間対効果のことで、かかった時間に対する満足度を表す言葉の略です。Z世代と呼ばれる10代~20代で意識する傾向が強いようです。動画を倍速で見て短時間で情報を得たり、家事などとの同時並行で映画を見たりといった行動が例として挙げられます。コストパフォーマンス(コスパ)との違いは費用に関する点で、時間に関するタイパと異なります。Z世代は後者を重視するようですが、こういう時代だからこそ、倍速で判断する危うさも認識しつつ、結論にすぐ飛びつかないことが肝要だと感じます。