小商圏ビジネス 前編

 人口減少や高齢化の進捗に伴い、企業はエリアや人口が限られた小商圏に取り組む必要があります。このことに積極的に取り組んでいる気代表的企業を紹介します。前編は北九州の「サンキュードラッグ」です。何と商圏を半径500mに絞る独自手法を打ち出しています。この距離は65歳以上の高高齢者が日常的に歩いて買い物に行ける距離とされます。北九州市は政令都市の中で高齢化率が最も高いため、その高齢化者にいつでも来てもらえるビジネスモデルができれば強いと考えて取り組み、1kmごとに店を構える高密度な出店戦略を取っています。立地は住宅密集を選び、併設している調剤薬局での取扱件数を増やすことに力を入れています。現在月1600枚で競合他社より5割多い状況ですが、これをさらに月3000枚を目指す計画です。さて後編は…。To be continued.