足柄山の金太郎

 鉞を担いで熊に背中に乗り、腹掛けを着た「金太郎」は五月人形の一つとして、端午の節句には私の幼少期でも飾られていました。金太郎にはいくつも伝説が存在します。また江戸時代の浮世絵にも描かれています。中でも代表的なのが、源頼光の家来である四天王の一人坂田金時であるとされますが、歴史的には坂田金時という人物の実在は疑わしいと言われています。それはさておき、今日は端午の節句ですので、童心に帰って「足柄山の金太郎、クマにまたがり…」と唱歌を口ずさみませんか。