ネーミングの妙

 奈良に本店を置く靴下専業メーカーの岡本は、7割の人が「はければいい」と回答する靴下の商品開発に挑みました。第1弾として「三陰交をあたためるソックス」を2013年に発売しましたが、全く売れませんでした。そこで分かりやすく一度聴いたら忘れないユニークな商品名に変えました。それが「まるでこたつソックス」です。商品の中身は変わっていないのに、名称変更だけで売り上げは17倍以上になったそうです。その後「脱げないココピタ」などのヒット商品も生まれました。ネーミングがいかに大切かを立証する事例です。