北海道利尻島に伝わる『麒麟獅子舞』は、毎年6月20日に長浜神社で行われます。海の安全と豊漁を願って舞いをします。鳥取県より移住した「因幡衆」が麒麟獅子を伝えたそうです。大正時代まで回れていましたが一度完全に途絶えました。それが復活したのは0204年のことです。80年以上神社に眠っていた獅子頭が見つかり、復活の機運が高まり息を吹き返したのです。現在も保存会メンバーにより生き続けています。利尻島に限らず北海道は移民の地ですから、本州各地からいろいろな方が移住しています。その方たちの地元の祭りや風習が今でも現地に多く残っています。