アメリカの研究者であるデビット・レヴィ氏はポップコーンがあちこちではじけるように、頭の中で次々と考えることが変わり、一つのことをじっくりと考えることができない状態を「ポップコーン脳」と名付けました。知人に連絡するためにスマホを手にしたのに、通知が来ていたSNSを開き、他の事に関心が行って当初の目的である知人への連絡を忘れてしまうといった経験は、自分を含めよくあることではないでしょうか。スマホなどデジタル機器の普及により、手軽に情報を得ることができる反面、情報の多さに意識が散漫になり、一つの物事に集中できなくなる環境にあります。「ポップコーン脳」にならぬよう気を付けたいものです。