今日は上杉鷹山の旧歴の生誕日です。昨年GWを利用して東北地方を旅した際に米沢市の上杉館を訪問し、自分の知らない歴史を学んだことは昨年のブログで綴りましたが、今回は鷹山が生涯の師と仰いだ細井平洲について綴ります。彼の教えに「学思行相まって良となす」という言葉があります。書物を読み話を聞いて学ぶだけではなく、自分で考え実践することで初めて本当の学びとなるという意味です。鷹山はこの教えを守り、様々な意見に耳を傾け、現地に赴き、自ら質素倹約を心がけて、食事は一汁一菜、衣服は木綿など率先垂範しました。この結果崩壊しかけた藩財政の立て直しに見事成功しました。リーダーは何事も率先垂範すべきだという教訓かつ好例です。