大相撲に関する記述は1年ぶりです。次々と新しい優勝者が登場するのは見てて面白いですが、強い横綱や上位陣がいないことに納得がいかず、しばらく筆をおいていました。史上最速で横綱になった大ノ里の関にしても、まだまだ強さと弱さが混在しています。愛知国際アリーナのこけら落としとなった名古屋場所ですが、序盤から横綱が星を落とし、平幕力士を中心とした優勝争いとなり、13日で8人、14日で5人が争う大混戦となり、千秋楽で平幕の琴勝峰、安青錦、草野の三人に絞られました。本割で安青錦を破り、決着をつけたのは琴勝峰でした。13勝2敗での優勝です。同部屋の大関琴桜に隠れた存在でしたが、弟の入幕に刺激を受けたのでしょう。来場所も活躍を期待します。