チャーハン症候群

 この言葉も初めて知りました。作り置きしたご飯類やパスタなどを室温で長時間放置した際に発生する「セレウス菌」を原因とした食中毒を示す俗称で、症状は大きく分けて「嘔吐型」と「下痢型」の2種類があり、前者はチャーハンやピラフなどの炊き込みご飯系やパスタなど炭水化物が豊富な食品だと言われています。後者はスープやシチュー、肉や魚を含む総菜など、比較的たんぱく質を含む食品が原因である可能性が高いと言います。セレウス菌は極めて高い耐熱性があるため、加熱では死滅しません。猛暑が続いていますので、食中毒にはこれまで以上に注意が必要です。