昨日倫理法人会で、一昨年より戸籍を回収して調べ上げ作成した「私の家系図」を使って講話をしてきました。道産子の私は当然本州からの移民の子孫です。道民の多くは農家の次男三男など、後継ぎではない人たちが多く入植したと考えられます。私の父方は曾祖父が宮城県角田町の三男でした。最初は旭川、そして伊達、室蘭と移住し、最後は網走に定住して祖父は刑務官となっていました。母方は複雑で祖父母とも養子でした。祖父は山梨県富士見市出身の五男で、祖母は愛媛県新居浜出身のようで、長女とありました。二人とも養子になった理由は不明ですが、当時は後継ぎのための養子縁組が多かったようです。明治時代の戸籍は手書きで旧字体も多く、難解で読み取るのが大変でしたが、自分のルーツを知ることができて、とても良かったと思っています。祖父母の戸籍地である網走市、角田市、文京区役所を直接訪ねて、担当者にいろいろと教えてもらいました。自分一人では解読できないものもあったので、非常に助かりました。貴重な経験で、一生の宝物です