時の総理大臣であっても、党内勢力によりその立場を下ろされ辞任するというパターンは、戦後も数多くありましたが、多少の違いはありますが、菅氏、岸田氏、石破氏と三人続いて梯子をはずされて孤立し、辞任を余儀なくされています。麻生派以外は解散したとはいえ派閥論理は残っています。この状況を国民がどのように見ているかを一顧だにしない政治家たちにはあきれてしまいます。選挙の時だけ、耳障りの良いことを言う政治家に若者たちの政治離れは加速するばかりです。わが身の当選第一で、低い投票率のことなど歯牙にもかけない姿勢に、この国の将来を真に憂います。