大相撲9月場所も横綱大の国関の優勝で幕を閉じましたが、個人的にはウクライナ出身の安青錦関の衝撃的な活躍に本当に驚いています。2023年9月場所で初土俵。その後すべての場所で勝ち越し、初土俵からわずか7場所で関取昇進を果たしました。さらに十両を2場所で通過。付け出し力士を除くと9場所での新入幕、12場所での新三役は史上最速の出世となりました。加えて入幕後は今場所で4場所連続連続勝ち越しという、史上初の記録も達成しました。138kgという小兵にも関わらず、前傾姿勢を崩さない相撲は、そのハンデを十分補っています。また「渡しこみ」「内無双」など技の多さにも感心します。これで直近4場所で44勝です。十分大関の資格はあると思いますが…。