バクテロイデス

 認知症と腸内細菌の因果関係はまだ不明点が多いですが、腸内の多様な細菌の集まりが脳の炎症を引き起こす可能性が指摘されています。そこで実験が行われ、認知症の人と健康な人で腸内細菌の組成に違いがあるか調べたところ、日本人の腸内に多く存在する腸内細菌「バクテロイデス」が健康な人に多く、認知症の人では種類のわからない腸内細菌の集まりが多く発見されたそうです。このバクテロイデスは免疫に重要な働きをすることがわかっています。納豆や海藻類が餌ですので、「納豆わかめ」を食べることは健康を促進するうえでお勧めだそうです。