母を想う

 8月末に施設の母が脳梗塞を発症し、左半身がほぼ不随となり、物を飲み込む嚥下も難しくなりました。その結果、流動食を鼻から入れる医療行為をする必要が生じるため、医療介護ができない特別養護施設は退所して、特殊病院に移ることになりました。何度か見舞いましたが、ほとんど意識はなく会話もできない状況でした。また口内が乾いて唾を飲み込むこともできず、苦しそうな母の姿を見るととても辛かったです。医療の発達には感謝しますが、ただ生かされているのはどうなのかと真剣に感じました。意識も判断力もなくなった母は、どう思っているのでしょうか…。