もったいないフルーツ

 まだ美味しく食べられるのに、産地から日本に輸送する過程で熟しすぎたり、傷ついてしまったりしたフルーツは規格外として廃棄されます。株式会社ドールではこれらを「もったいないフルーツ」と命名し、「もったいないフルーツプロジェクト」を立ち上げ、廃棄削減を目指してます。例えば規格外になったバナナを「もったいないバナナ」と称して選別し、まだ食べられるものを加工工場で追熟したり、冷凍バナナやピューレ、パウダーなどの原料に加工したりしています。我が国の食品ロスは2022年472万トンと言われ、その半分の236万トンが家庭における食品ロスです。大切な食材を粗末にせず、もったいないという気持ちを持つとともに、感謝を込めて食べたいものです。