24日に厚生省が発表した「自殺対策白書」によると、24年に自殺した人は2万320人で、前年より1517人減り、1978年の統計開始以降2番目に少なくなりましたが、一方、15歳から29歳の自殺者は3000人以上で高止まり状況です。大学生では21歳をピークに「進路に関する悩み」を理由とした自殺が多いことがわかっています。また小学生から高校生の自殺者数は529人と過去最多に上り、深刻な状況となっています。人は大なり小なり多くの悩みを持っています。自分で処理しきれない場合は、勇気を出して他者に相談しましょう。前途ある若者の自殺報道を聞くたびに胸が締め付けられます。
