「顕在ニーズ」は食べ物やアパレル商品では個人の趣味嗜好が反映されます。この趣味嗜好型のニーズでは、それが好きな属性の人にしか売れず、「○○ブーム」と呼ばれる一過性のニーズである可能性が高いといえます。タピオカブームなどはその一例です。一方深堀で得られた「潜在ニーズ」は社会環境と連動していれば、持続性のあるニーズだと考えられます。例えば「1分で沸かせるポット」です。大容量のお湯が必要であった時代から、現在は単身世帯や2人世帯が50%を超えている社会環境の変化により、少量のお湯で十分ですぐに使えることを望む世帯が増えているため、電子ケトルが登場して大成功となっています。つまり社会環境との連動が高い潜在ニーズを見つけることが必須ということになります。視野を広く持たねば、顕在ニーズばかりに目が行きかねず、失敗につながることになります。
