相対的貧困層が増えてきているのに対し、富裕層の割合が増えているとの報告もあります。富裕層の定義が明確ではありませんが、野村総合研究所の調査では「純金融資産保有額1億円以上5億円未満」の世帯を指しています。また2021年度の調査では約150万世帯がこれに該当しますが、全世帯の2.7%にすぎません。しかし総額は364兆円に上り、全体の29%を占めています。つまり全世帯の3%に満たない世帯が総資産の29%を保有しているのです。17年に比べると10%以上増えているそうですが、国が豊かになったという実感は全くないのではないでしょうか。
