前回と同様大わらじを使う祭りを取り上げます。まずは出羽三山で知られる羽黒山山頂にある羽黒神社で400年以上行われてきた冬の神事『暁祭り』です。昔、羽黒神社には仁王門があり、そこに安置されていた仁王様にわらじの片方を編んで奉納し、健脚や旅の安全を祈ったことが始まりとされます。これに由来し、もう片方のわらじを奉納しようと、1970年に始まった夏祭りが「東北六祭り」の一つである『福島わらじまつり』です。この祭りに登場する大わらじは、「暁まつり」と同じ長さ約12メートル。羽黒神社の日本一の大わらじの伝統を守りつつ、福島の夏を盛り上げようとして始まりました。祭りの三日間は多くの市民が参加して大いに盛り上がります。
