昨今あらためて「高専」が注目されています。2026年3月卒業予定者の大学求人倍率は1.66倍に対し、高専卒の求人倍率は何と20倍を超えています。産業界が熱視線を送っている理由は、高専生が備える実践的な技術力と主体性の高さにあります。ロボットの制度を競う「高専ロボコン」はすでに知られていますが、いま「ものづくり」と「AIのデイープランニング」を掛け合わせて事業アイデアを競う『高専DCON』が盛り上がりを見せています。今年は5月8,9日に開催されますが、40高専から過去最多の119作品の応募があり、2月末に狭き門を通過して本線に出る10チームが決定しています。昨年は豊田工業専門学校の作品に7億円の評価額が付き、最優秀賞を受賞しました。高齢者と介護担当者が交わす会話をAIが認識・分析し、食事や排せつなどの記録を自動作成するシステムを開発しました。AI時代に即応できる存在に異次元の売り手市場となっています。
