NISA貧乏

 2024年居始まった新NISAの口座数は25年末に2800万件を超え、買い付け額も71兆円を超えています。その中に将来への不安から、家計を切り詰め必要以上の資金を投資に回す『NISA貧乏』と呼ばれる若者が出ています。そこには若年層がなけなしの小遣いを投資に回している構造が見えます。その要因の一つが、周囲の多くの人が取る行動に追従しやすい行動『横並び行動バイアス』です。特に若年層はこの傾向が突出して高く、「皆が買うから自分も買う」といった行動を取りやすいのです。政府が掲げた「貯蓄から投資へ」に踊らされることなく、冷静な対応が必要でしょう。