労働者協同組合

 2022年に誕生した「労働者協同組合」という法人格の組織が各地で成立しています。最大の特徴は働く人たち全員で出資をして、事業内容や運営方針を決めることです。つまり組合員が出資、経営、労働の3つをすべて担う組織です。したがって組織の中には雇う・雇われるの関係はなく、手掛ける事業は地域の福祉や教育、課題解決の関することが多いのです。ゴミ屋敷の整理、庭木の伐採や剪定、雨漏り修理、トイレの便座交換、買い物代行など多種多様です。全国で約190の労協が誕生しており、約1万人が働いていますが、シニア労働の受け皿となる点も特徴の一つで、定年後のセカンドキャリアの選択肢として期待できそうです。