隅田川花火大会

 今日開催される「隅田川花火大会」は日本最初の花火大会と言われています。その起源は享保17(1732)年に発生した享保の大飢饉にさかのぼります。この年は基金だけではなく疫病が流行し甚大な被害が出ました。翌年徳川吉宗は犠牲となった人々の御霊を慰め、悪疫退散を祈願するため「水神祭」を執り行い、その際両国橋周辺の料理屋が幕府の許可を得て花火を打ち上げたのが、現在の隅田川花火大会の原点とされています。今や商業化していると感じることが多い花火大会ですが、夏の風物詩として多くの人々の心を感動させてくれているだけではなく、このような慰霊の想いや祈りも込められています。